先日、私自身も憧れてしまう素敵なチアリーダー達とハワイへ行ってきました。
みんな自らが憧れるスポーツチームのチアオーディションに合格し、夢をかなえた方たちです。
チアリーダーを引退し2年目を迎える今、キラキラ輝く彼女たちと過ごす時間は、これまでのキャリアを客観的に振り返り、自分自身を見つめる良いきっかけになりました。
過去を振り返って改めて思うのは、チアを通じて得たものすべてが今の私に大きな影響を与えているということ。そして引退してもチアスピリットは生き続けること。
家族、友人、恋人との時間やビジネスキャリアなど、アメリカに挑戦する上で失うものは決して少なくありません。
チアのキャリアで上手くいかなかった事や納得できない結果もありました。
でも夢を追いかけ、チアリーダーとして日々成長を目指すことで得たものは何にも変えられないです。
嬉しいとき辛いときに共感してくれる仲間。
失敗から学び物事にポジティブに取り組む思考。
度胸や決断力。
多くの人の助けを借りて、自分も人の力になりたい思う心。
常に成長したいと思う欲。
これらは私が最初にアメリカのチアオーディションに挑戦するプロセスで得たものです。その時、合格の切符は手に入れられなかったけれど、人として成長するきっかけにたくさん出会いました。
人に対する尊敬の心やこれまで道を創ってきて下さった方々への感謝の気持ちも、夢を追いかける過程や引退してからも、より大きなものになりました。
ここまで来るとチアは人生そのもの。チアを通じてどんな人になりたいか、どう生きたいか考えるようになりました。
そんな私にとって切り離せないチアのキャリアに終止符を打つことは、挑戦する時よりも勇気が必要でした。なんだか自分ではなくなるような気がして不安だったからです。今となっては新たなことに挑戦することがとても刺激的であり、また成長を実感させてくれる機会となっています。
意外だったことは、衣装を着ていなくてもマインドはチアリーダーのままということ。アメリカではチアリーダーは女性のロールモデルと言われていますが、引退しても女性としての理想を求めるチアスピリットは消えないものだなと実感しました。
Once a cheerleader, always a cheerleader.
私が引退したときに友人がかけてくれた言葉です。
チアスピリットやチアを通じて経験できたことが今の私を支えてくれている。
改めてそう気づかせてくれたハワイ旅でした。